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さて・・憂鬱な通勤時間は、いつも本を読むかゲームするか寝るかなのですが

「今日は優雅にローマの歴史でも読むか・・・何インテリぶっちゃって」と思いつつ、鞄の中から
”スッ・・・”と本を出したら

【ナルト最終研究】
～忍のルーツ／チャクラの秘密／十尾の謎・・・忍者の全てがわかる火影忍法帖～

というどうしようもない本だった。誠にどうしようもない。


その後は何事もなかったかのようにナルト最終研究（）を鞄にしまいこみ、正しい本を出し直し読み直しましたが・・・
心臓バックバクですよ。カエサルだと思ったら十尾だった時の驚きは、なまじっかでは味わえないものだと、思いました（作文）

そういえば、カエサルの言葉がところどころで引用されていて、なんとも明晰な文を書く人だとほれぼれしますが、その中から、ナルトファンなら見逃せない言葉を見つけました。

ご存じの方も多いのかもしれませんが、私は初見でこれまたびっくりしました！

ユリウス・カエサル
「人間ならば誰にでも、現実の全てが見えるわけではない。
多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」

前も一度、敬愛する文豪の「神とは、人とほんの少し違う眼を持つ者のことだ」という言葉をどこかで引きましたが・・・ううむ、見える現実が違えば、現実に対する想いも変わり、行動も人とは異なるものになるのでしょうね。
多くの人が見えないものが ”見えてしまう” 瞳力者、うちは一族、その中でも一際聡く、見えるものの違ったイタチならではの言葉を想起させられます。
マダラも、人とは違ううちはの中でも、きっと自分しか見えないものがあったが故の孤独があったのかなと思いを馳せました。
・・・柱間は瞳力はなくても見ているものはマダラと似ているといいな。

[2回]